おでかけブログを書いているkonsanです。
今回の旅先は徳島県です。岡山から電車とバスだけで徳島の秘境の地・祖谷へ向かいました。岡山から日帰り旅です。
アンパンマン列車で大歩危駅へ向かい、ケーブルカーで下る絶景の祖谷温泉露天風呂、そしてスリル満点のかずら橋を渡り、日帰りでも大満喫できました。レンタカーは費用もかかり、運転に自信が無い私は車なしで公共交通機関だけで旅をしました。田舎ですが、車なしでも観光できる観光地でした。
「免許がない方」「運転が苦手」という方でも、公共交通を使えば秘境温泉と自然の迫力を十分に味わえ楽しむことができます。今回は、移動方法や祖谷の観光地情報をお届けします。
こんな方におすすめ
- 車を使わずに秘境観光を楽しみたい方
- 日帰りで温泉と観光を両方満喫したい方
- 祖谷の観光情報を知りたい方
項目
1.移動:岡山から公共交通で行く祖谷の秘境旅

岡山駅から徳島・祖谷へは、特急「南風(なんぷう)」で向かいます。
南風は岡山から高知へ向かう特急列車です。高知はアンパンマンの生みの親、やなせたかしの故郷ということもありアンパンマン列車が有名です。南風のすべてがアンパンマン列車というわけではないので、乗れると嬉しいです!!

岡山から出発し、約2時間。香川を通過し、徳島に入ると車窓からは四国山地の山並み、吉野川の渓谷など自然豊かな美しい景色が見えます。
こうして、辿り着いた大歩危(おおぼけ)駅。

駅のホームにはミニ祖谷のかずら橋があります。

大歩危駅は山々に囲まれた小さな無人駅で、ホームに降り立った瞬間、澄んだ空気と静けさに“秘境の地に来た”という実感が湧きます。

すごい場所に来たなぁと思いながら歩き進みます。

駅にある“こなきじじい”怖すぎます!!!ぜひ訪れた際はチェックしてください。
【大歩危駅】
■場所:〒778-0105 徳島県三好市西祖谷山村徳善西
2.観光①:ケーブルカーで行く!絶景の祖谷温泉露天風呂

祖谷といえば有名なのは秘境温泉です。
いくつかある祖谷温泉の中で今回訪れたのは【ホテル祖谷温泉】です。大歩危駅からは地元のバスで移動できました。

ポイント
・ケーブルカーでしか行けない谷底の源泉かけ流し露天風呂
・祖谷渓谷を一望できる絶景の立地で静かな場所
・日帰り利用でも味わえる秘境ならではの特別感
今回は日帰りで利用しましたが、宿泊も可能です。徳島の旬の食材を使った料理が食べられるのも魅力的な宿です。
ホテルから見える景色がこちらです!!

大自然!!渓谷が凄いです!!
そして、これから向かうのはケーブルカーで下った先にある温泉です。

ケーブルカーに乗り、自分でボタンを押し下へと向かいます。
なんだか、ワクワクします!

一気に渓谷へ。

雨が少し振ってきました。より雰囲気が増してきました。
こんな場所に温泉があるとは!!!
まさに、秘境温泉という名にふさわしい場所です。

ケーブルカーで下にやってきました!
温泉は男女分かれており、写真NGです。露天風呂の目の前は川が流れて、癒されるBGMも流れています。落ち着いた雰囲気でリラックスできました。お湯はぬるめで夏にはちょうどいいです。冬は物足りなさを感じそうです。ですが、祖谷の温泉はアルカリ成分を多く含んだ美人の湯と言われており、化粧水に浸かったようなぬるっとしたタイプの温泉が魅力的です!
私が訪れた日は人は少なく、ほぼ貸切状態で利用できました。
【日帰り温泉情報】
・大人1名 700円
・7:30-17:00利用可
・毎週水曜日は清掃日(10:00-15:00)
・タオル有料レンタルあり
ケーブルカーの下の温泉は備えつけのものが少ないですが、上にあるホテル館内の温泉へ行くとシャンプーやドライヤー等が充実しています。上の方は露天ではありませんが温泉の温度が高く、温まる事ができました。下で入った後、上で浸かるのがおすすめです!
上の温泉は人が多く、にぎわっている様子でした。
【和の宿 ホテル祖谷温泉 Hotel】
■場所:〒778-0165 徳島県三好市池田町松尾松本367−28
3.観光②:観光名所の小便小僧を見に行こう!

ホテル祖谷温泉から徒歩約5分ほどの場所に祖谷の観光名所【小便小僧】があります。
道路沿い、ガードレールを越えたところに立っています。
水が出たりはありませんが、渓谷へ向かってかなり高い位置でやっています。
この高さは、なんと約100mと言われています!
ユニークでインパクトがあるということから、祖谷を訪れる観光客の撮影スポットとなっています。バスの本数が少ない為、ホテル祖谷温泉から出発するバスの待ち時間に立ち寄るのがおすすめです。
4.観光➂:スリル満点!大自然で渡る祖谷のかずら橋

祖谷の観光名所として有名なのは【かずら橋】です。

祖谷のかずら橋とは
・天然のシラクチカズラのつるで編まれた約6トンもある日本三大秘境の吊り橋
・国指定有形民俗重要文化財
・長さ約45m、水面上までの高さ約14m
・足元がのすき間が多く揺れも感じやすいためスリル満点
この橋は諸説があり
・平家の落人が追手から逃るのに切り落とせるように作った説
・四国を巡行されていた弘法大師が困っている村人の為に作ったという説
などがあり、謎が多い橋です。3年に1度架け替えがされています。
通行料は大人1名550円です。(2025年8月時点)

近くで見ると、かなりビビります。こんなツルで覆われただけの橋を渡ることになるとは・・・。
かなりのスリルです。

思っている以上に隙間があります。大人でも怖いので、子供にとってはさらに恐怖かもしれません。時々、ここで小さい子が下に靴を落としてしまいます。注意して渡りましょう!
もちろん履物はサンダルやヒールはやめた方がいいです。スニーカーなどしっかりと歩ける靴をおすすめします。
【祖谷のかずら橋】
■場所:〒778-0102 徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
かずら橋を渡った先を少し歩くと、琵琶の滝があります。

かずら橋から約3分ほど歩いた場所にあります。結構な高さから一直線に落ちてきています。結構、近づいて見る事ができるのでマイナスイオンを感じる事ができました。夏の暑い時期にはこの水しぶきが気持ちがいいです。
かずら橋とあわせて見ることをおススメします。
5.まとめ:車なしでも楽しめる祖谷の魅力

今回は徳島で訪れた祖谷旅の情報をお届けしました。
祖谷は徳島の秘境と呼ばれるだけあって、自然の美しさや歴史的な文化が色濃く残る魅力あふれる場所です。
岡山からは特急南風へ乗り、大歩危駅からはバスで移動ができるため車が無くても日帰りでも十分に楽しむことができます。特にアンパンマン列車の旅や、ケーブルカーで下る祖谷温泉の絶景露天風呂、そしてスリル満点のかずら橋は非日常感をしっかり味わうことができました。日々の疲れが大自然と共に浄化された気分です。
ただし、注意事項もあります!
祖谷のバスは本数が少なく、乗り遅れやバス停の場所を間違えると大きなタイムロスになってしまうため、事前の時刻表チェックと注意が必要です。いざという時にはタクシーも利用できますが、距離が長いため料金が高くなりやすい点も覚えておくと安心です。
その他、観光地ではありますが田舎ではあるためキャッシュレス対応が少なく現金を持って行くことも忘れないようにしましょう!
車なしの旅は事前にしっかり計画しておくことが重要になります。時間通りに行動すれば、山奥である祖谷でも存分に楽しむことができ素敵な体験が可能です。
ぜひ次の休日は公共交通で、秘境の空気を感じる祖谷へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
それでは良き旅を
*最後まで読んで頂きありがとうございました*
2025-08-11