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【鹿児島】知覧へバスで行ってみた!武家屋敷・知覧特攻平和会館を巡る

旅行やホテル、お土産などのおでかけ情報を紹介しているブログ「とことん日和」のkonsanです。
今回ご紹介したいのは、鹿児島旅行で行った南九州市知覧(ちらん)です。

鹿児島中央駅からバスに乗って、約1時間弱ゆられ向かいました。

ここで、知覧について知らない方のために簡単にご紹介します!

どんな場所

・全国的にも知られるお茶の産地(知覧茶)
・石垣や生垣が続く武家屋敷の町並みが残っている
・第二次世界大戦末期に特攻隊の出撃基地が置かれ、多くの特攻隊が飛び立った地

正直、鹿児島観光で調べるまでは知覧のことについてあまり知りませんでした。実際、訪れてみると風情ある南国感を感じる武家屋敷、過去にこんなことが本当にあったのかと信じたくないような資料が置かれている知覧特攻平和会館や知覧の歩みを知ることができるミュージアム知覧を見学しました。

今回は、鹿児島中央駅からのバスでのアクセスや、知覧の観光スポット、ランチの様子など実際訪れた体験をもとにご紹介します。

こんな方におすすめ

  • 鹿児島旅行で知覧の武家屋敷や知覧特攻平和会館を観光したい
  • 知覧の魅力を知りたい
  • 鹿児島中央駅からバスを利用して知覧へ行きたい

1.鹿児島中央駅から知覧へ!バスで約1時間ちょっと

今回は、鹿児島中央駅東口にある16番乗り場から、鹿児島交通のバスに乗って知覧へ向かいました。
9:30発のバスに乗ります。

宿泊していたホテルは駅前の「ソラリア西鉄鹿児島」。ホテルを出て5分前以内にバス停に着いたので、早起きが苦手な私にとってベストなホテルでした!

鹿児島中央駅の東口には、複数のバス乗り場があります。
初めて訪れる鹿児島のため、事前にバスのりばをサイトでチェックして向かいました。

バス発車の約10分前にバス停に到着。
すでに数名並んでいました。

バスは予約制ではなく、先着順での乗車となります。本数も限られているため、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。バスは地元の方も多く利用するローカル線で、途中のバス停にも停車しながら進んでいきます。

私たちが乗車したのは日曜日。
鹿児島中央駅に着いたバスはすでに乗客がおり、駅から乗る利用者も多く、座席はすぐ埋まったため目的地までずっと立ったまま乗車している方もいました。

バスで座るには早めに行って並ぶのがおすすめです!

また、バスに乗るのに知っておきたいことがあります。
それは運賃は現金払いということ。交通系ICカード(ICOCAやSUGOCAなど)は対応していませんでした。

鹿児島中央駅から目的地の武家屋敷入口までの運賃は1,210円。
バスで両替もできますが事前に小銭なども含め準備してから乗ることをおすすめします。

目的地までは1時間12分の予定でしたが、結果は少し遅れ8分遅れで到着。

鹿児島中央駅を出発してしばらくは街中を走りますが、次第に山道へと入っていきます。
座った座席は運転席と反対側の座席。
途中で海を眺めることができ、桜島も楽しめました。ただ...、海が見える側は日差しがよく当たりました。
日よけはありますが、バスは冷房の効きが悪く車内は人が多かったこともあり、暑く感じました。

2.知覧武家屋敷群へ!石垣が続く独特の町並みを散策

知覧に到着して、まずは知覧武家屋敷群へ向かいました。

バス停を降りて、小路を少し進めばこの景色。

通り沿いには石垣や生垣が続き、歴史を感じる武家屋敷が立ち並ぶ町並み。
普段なかなか目にすることのない、景色が広がっています。

実際に歩いてみると、昔ながらの雰囲気が残る町並みがとても印象的です。
ここでは、武家屋敷の見学とその後に訪れた富屋食堂について順番にご紹介します。

知覧武家屋敷は自由に散策できる

知覧武家屋敷群では、石垣や美しく整えられた生垣が続く通りを歩きながら、歴史ある町並みを楽しめます。
武家屋敷の見学にはチケットが必要で、敷地内にある建物で入園券を購入しました。

各武家屋敷には常時管理人がいるわけではなく、自由に出入りして見学できるようになっていました。そのため、訪れた際に最初は有料だと気づかず、またどこで支払いするのかもわからずでした。

チケットを購入したのはこの建物。武家屋敷群の観光エリア、真ん中あたりにあります。支払いは現金払いのみでした。
大人1名530円です。

武家屋敷の観光は、見学できる屋敷の庭園がいくつかあります。それぞれ違った庭や建物の様子を眺めながら、自分のペースで散策できます。

一部は住まれている私有地もあるため進入禁止のエリアに要注意です!

訪れた日は人が少なく、すれ違う人はほぼ外国人のツアーの御一行でした。

観光向けにトイレもあります。
外は古く感じましたが、利用させていただいたところ中は最新のトイレが入っており綺麗で助かりました。

この後、順番に実際に訪れた庭園の一部を紹介します。

木々が高く、通りがまったく見えないほど隔離された感じです。

門を抜けるとご立派な庭がすぐ目に入ってきます。

こちらの庭もシンプルながら美しい。

通りを通っていると、発見した「稽古所跡」。
ここは、江戸時代後半にかつて武士たちが武芸などの稽古をしていた場所です。当時の武士の子どもたちが学び、成長していくための教育の場として利用されていたようです。

いろんな人が、ここでツッパリ稽古事をしたのでしょうか
一部、色が変色しています。

武家屋敷群を抜け、川が見えてきました。綺麗に整備されています。
橋を渡り、少し歩くと次の目的地「富屋食堂」があります。

富屋食堂へ|特攻隊員の遺品が残る場所

古民家のような建物です。
富屋食堂は、第二次世界大戦末期に軍指定の食堂として営業していた場所です。、現在は当時の資料や特攻隊員の遺品などが展示されています。

現在は食事処ではなく資料を展示している場所です!

ここで知ってほしい人物がいます。
それは当時、女将を務めていたのが鳥濱トメさん。

特攻隊員たちをわが子のように気遣い、食事を用意したり、家族への手紙を預かって届けたりするなど、親身になって若者たちを支えていたことから、「特攻の母」と呼ばれていたお方です。鳥濱トメさんと特攻隊員たちの関わりは、映画などの作品でも描かれています。最近では、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』に登場する食堂の女将・ツルさんが、鳥濱トメさんをモデルにした人物です。

 富屋食堂に入ると、当時の遺書や写真、特攻隊員の遺品などが展示されています。

映画を見て知っていた方もいるかもしれませんが、実際に富屋食堂を訪れ、当時の資料や遺品を目にすると、特攻隊員たちが過ごした日々や、彼らを支えたトメさんの存在について、より深く考えさせられます。

特攻隊員は10~20代の方がほとんど。自分よりも若い人、そんな人達がお亡くなりに…。展示されている品々を見ていると胸が締め付けられる思いになり、改めて日本で起きた戦争の歴史を知り、知ることの大切さを感じました。

見学を終え、外にでると周辺はまるで、時が止まったかのような静けさ。
観光客以外の人の気配なし…。

近くに、お店や他の観光スポットは無く、バスが来るのを待ちます。
富谷食堂からバス停は近いです。

11:46発の中郡バス停を出発。
武家屋敷に行く時の行きのバスが多かったので、今回も多いかと思っていましたが朝とは異なり、ガラガラで余裕で座ることができました。あの時間帯が混みやすかったのかもしれません。

【ホタル館 富屋食堂】
■場所:〒897-0302 鹿児島県南九州市知覧町郡103−1
■営業時間:10:00-17:00
■定休日:木曜日

3.知覧茶屋でランチ!茶そばと鹿児島名物「とんこつ」を味わう

知覧武家屋敷群や富屋食堂を見学した後、向かったのはお昼ごはんを食べに「知覧茶屋」へ。
目的地に近づくにつれ、坂道と共に道路に見えてきたのは石灯籠。撮影はしていませんが、初めて見る光景でした。
すごい数が一定間隔で並んでおり、特攻平和会館に近づいているんだと分かりました。

11:51 特攻観音入口バス停に到着。
バスを降りて、平和会館のある方へ少し歩くと広い駐車場があります。

この駐車場の端に飲食店が数軒、お土産屋が並んでいます。
その中に今回ご飯を食べたいと思った「知覧茶屋」があります。ここを選んだ理由は、先ほど訪れた「富屋食堂」にいた特攻の母「鳥濱トメさん」のお孫さんが味引き継ぎ営まれているお店だからです。

知覧観光で人気のお店です!

知覧茶屋は、場所も分かりやすく行きやすいです。ここでは、茶そばや釜飯など、鹿児島らしいご当地グルメなどを楽しめます。

訪れたの日はお昼時ということもあり、店内はすでに満席でした。幸い待ち組数は2組ですぐ入れそう。
受付に人はおらず、目の前にあった機械に人数や連絡先を入力し待ちます。

待っている間、隣接するお土産屋さんを見学。順番が近づいてくると携帯でお知らせ(機械ガイダンス)の着信がありました。

中に入ってみると、座席数は比較的多い印象。

スタッフは数名いますが、注文や片付け、配膳など忙しそうな様子です。
席は座席、カウンター席、テーブル席とさまざまです。今回はカウンター席で夫婦横並びでお食事。

メニューが豊富で何を食べようか悩ましいところ。

釜めしが人気のようですが、炊くのに時間がかかるようです。

時間に余裕がない方はご注意下さい!


今回選んだのは茶そばと鹿児島名物のとんこつ!このセットメニューもありますが、お米はいらないと思い単品で注文したら、
それぞれ量が多かった…。

茶そばは知覧がお茶の産地ということもあり気になる一品。
綺麗なお茶の色をしたざるそば。
注文してから約10分ほどで運ばれてきました。

食べてみると、お茶の風味が香る御蕎麦で“うん、いい!”


そして、もう一品。
“とんこつ”と聞くとラーメンかと思ってしまいますが、鹿児島では郷土料理でとんこつというものがあります。

今まで知りませんでしたが鹿児島の方に教えてもらいました!

これが、郷土料理とんこつ。

これは豚肉が煮込まれた料理です。とんこつは骨付きの豚あばら肉(スペアリブ)を大根やこんにゃくなどと一緒に、麦味噌、黒砂糖、芋焼酎でじっくりと柔らかく煮込んだ料理です。味は濃厚で、こちらのお店のものは骨が無く口に入れるとほろっと溶けるような柔らかいお肉でした。

とんこつは西郷隆盛の好物だったとも言われています!

豚の角煮のような味わいですが、味付けややわらかさが異なります。
ごはんと一緒に食べたくなる一品です。セットを注文して、白飯と食べるべきでした。

支払いは現金以外にカード払いやQRコード決済など対応しています。

お店の雰囲気やメニュー、知覧観光でこのお店を選んで良かったと思えたお店でした。

【知覧茶寮】
■場所:〒897-0302 鹿児島県南九州市知覧町郡17856
■営業時間:11:00-14:50または11:00-19:50
■定休日:火曜日

4.知覧特攻平和会館へ!膨大な資料と遺品を見学

ランチを終えた後は、今回の知覧観光で訪れたかった「知覧特攻平和会館」へ向かいました。
知覧茶寮から歩いて約5分ぐらいの場所にあります。
行く途中、お土産屋さんやカフェがあったり、平和公園や当時のあらゆる跡地があります。

上記写真は、公園の一部です。

一式戦闘機 「隼」 復元機のレプリカもあります。
“これに乗って、飛び立っていったの…か…”
見ていると、ゾッとしました。

知覧特攻平和会館で感じたこと

公園を歩き進むと、大きな建物が見えてきます。
ここが「知覧特攻平和会館」です。
館内には、特攻隊員が実際に身につけていた品々や遺書、写真などの資料が展示されており、その数は膨大です。「永遠の0」の作品を見て、訪れたいと思う方も多いこの場所。
訪れた日は中年層の方やお年を召した方、海外の方が多くいました。子供や若い方もいましたが、その数は少なく感じました。

館内は基本撮影NGです。
展示されている遺品や手紙などを一つひとつ目にすると、当時の特攻隊員の家族や大切な人がいたことが伝わり、胸が締め付けられる思いでした。
なにより、自分よりもまだまだ若い人が、覚悟を決めてこの地から空へ飛び立ったことが今ではそれがおかしいと批判を受けるだろうけど、当時はそれを旗を振って見送っていた。

時代の変化も不思議なもの。

これまで歴史の授業などで知っていた出来事も、実際に残された品々や資料を目の前にすると、受ける印象が大きく異なります。
“こんなことが本当にあったなんて...”と、すぐには信じられないほどの衝撃を受けました。

館内で唯一、撮影可だったもの。
「海軍 零式艦上戦闘機」
主力戦闘機として使用されたいたもので、エンジントラブルで不時着水し、海に沈んでいたものを引き揚げたと説明書きされていました。

後方は無く、残っているのは前方。ぱっと見、ボロボロですが間近で実物を見ることができます。

屋外には、当時の特攻隊員が出撃までの時間を過ごした三角兵舎の再現もありました。
建物の様子を見ることで、当時の生活や置かれていた状況についても考えさせられます。

中に入ることもできます。
実際あった場所とは異なりますが、こういった場所で過ごしていたと思うと…。

「知覧特攻平和会館」は展示資料が非常に多く、ひとつひとつをじっくり見ていると時間があっという間に過ぎていきます。
戦争関係の資料というと、広島や長崎を思い浮かべますが、知覧にもまた別の角度から考えさせられる資料が多くあります。平和を考える上で、一度は訪れるべき場所なのかもしれません。訪れる際には、十分な見学時間を確保することをおすすめします。

【知覧特攻平和会館】
■場所:〒897-0302 鹿児島県南九州市知覧町郡17881
■開館時間:9:00-17:00

セットチケットでミュージアム知覧へ

知覧特攻平和会館を見学した後は、セット販売されていたチケットを利用して「ミュージアム知覧」にも立ち寄りました。
すぐ隣なので、立ち寄りやすいです。

ミュージアム知覧では、知覧の歴史や文化、地域の暮らしなどについて学ぶことができます。知覧特攻平和会館とはまた違った視点から、知覧という地域について知ることができるのが魅力です。
昔ながらの農具やお茶、お祭りごとなどが学べたり、黒電話が置いてあったりします。小学生の時に行った社会見学を久々に思い出すような場でした。
「知覧特攻平和会館」と比べ人が、訪れている人はほぼいなかったため展示は見やすかったです。行くか迷っている人は時間に余裕があれば、立ち寄ろうかなぐらいでいいかと思います。

知覧の歴史や文化を幅広く学べるため、平和会館と併せて見学することで、より知覧への理解が深まりました。

【ミュージアム知覧】
■場所:〒897-0302 鹿児島県南九州市知覧町郡17880
■開館時間:9:00-17:00
■休館日:水曜日

おみやへげへ立ち寄り

観光の最後には、おみやげ屋にも立ち寄りました。

店内では知覧ならではのおみやげが販売されており、今回は知覧茶のソフトアイスをいただきました。知覧茶の風味を楽しめるソフトアイスは、観光の合間のひと休みにもぴったり。お茶の味わいがおいしく、散策後に嬉しい一品でした。
“食べて良かった”と思える美味しさ。

夏で暑いこともあり、すぐ溶け始めてしまい垂れ落ちるのを阻止するべく、急いで食べました。これも思い出。

また、おみやげ屋さんをまわった中で見つけたゼロ戦の刺繍が入ったハンカチと桜島の刺繡が入ったハンカチを購入。
最近訪れた地のハンカチ集めにハマっています。

知覧を訪れた記念にもなり、旅の思い出に残るおみやげとなりました。

こうして、知覧観光終了。
14:36発 「知覧特攻観音入口」のバス停を出発しました。バス停には数組の人がおり、ここもまた席に座れるかやや心配な点。

無事座ることができ、鹿児島中央駅までバス移動。
街中に行くにつれ、乗客は増え遅れて到着。

鹿児島中央駅で珈琲を飲んで、お土産を買って、
17:07発の新幹線に乗って帰りました。

5.まとめ|知覧はバスでも観光できる!時間には余裕を持って

今回は、鹿児島中央駅からバスを利用して知覧を訪れ、武家屋敷群や富屋食堂、知覧特攻平和会館、ミュージアム知覧などを巡った情報をお届けしました。

ここで知覧観光へ行くのに知っておきたい情報まとめ!

ポイント

・バスは現金払い。交通ICカードは使えない。
・バス移動は1時間越え。予約はないため、先着順。座れないときつい。
・バスの本数は少ない。予め要チェック!
・武家屋敷群は出入り自由。一応、中央エリアにチケット販売所がある。
・富屋食堂と知覧茶寮はあわせて訪れたいトメさんゆかりの地
・知覧特攻平和会館は膨大な資料

知覧武家屋敷群では、石垣や生垣が続く南国を感じる町並みを楽しめた一方、知覧特攻平和会館では、特攻隊員の遺品や当時の資料を目にし、この国で起きた出来事を知らされる機会となりました。
今、平和に過ごせているのが不思議なくらい違う世界が当時あったこと。それも、そこまで遠くはない昭和に起きた出来事。
いろいろ考えさせられるものが、ここにあります。

また、知覧茶屋でのランチや、知覧茶のソフトアイスなど、鹿児島グルメも楽しむことができました。

今回は車を利用せず、バスで知覧を観光しましたが、バスの本数が少なく、事前に計画したタイムスケジュールを元に観光しました。タクシーもあるようですが、実際訪れると走っているところは見かけず“へい、タクシー”で街中のようにとめてすぐ乗車という環境ではありません。電話で呼ぶスタイルだと思われます。
車なしで観光するには、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。

鹿児島中央駅から車がない人でもバスで訪れることができる知覧。
歴史や文化に触れながら、鹿児島ならではの観光を楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

それでは良き旅を
最後まで読んで頂きありがとうございました*

2026-10-04

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konsan

福岡在住、会社勤めのアラサー女子
週末は一人でふらっと、
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