広島でしか買えない！地元民もおすすめする限定お土産7選

おでかけブログを書いているkonsanです。
先日、博多から広島へ旅行に行ってきました。以前、広島に住んでいたこともあり懐かしさと大きく変わった広島駅に感激しました。そんな久々の広島で過ごした日。観光はもちろん楽しかったのですが、旅の締めくくりといえば・・・
お土産ですよね！

今回は広島旅行で実際に購入した“広島でしか買えないお土産”をまとめてご紹介します。味も見た目も満足できる、旅の思い出に残るアイテムを厳選しました。スイーツからグルメまで幅広く載せているので、お土産選びのヒントになれば嬉しいです。

１．広島でしか買えない！お土産の特徴とは？

広島のお土産といえば、一番有名なものはもみじ饅頭です。

そんなもみじ饅頭でも、実は地元でしか手に入らない限定品があったり、もみじ饅頭以外にも、地域の素材を生かしたこだわりグルメ等がたくさんあります。

例えば、広島産レモンを使った爽やかな焼き菓子や、老舗が守り続ける本店限定スイーツ、そしてお好み焼き文化を感じられソースまで、その土地ならではの味わいがぎゅっと詰まっています。


また広島は原爆を経験したまちでもあり、平和に関連した商品や戦時を乗り越えて今も愛され続ける老舗のお店がいくつかあります。その他、広島は地元愛が強い地域でもあり広島カープやもみじのから連想する赤い色の商品が多々あります。

さらに、店舗でしか買えない商品や数量限定のアイテムも多く、「ここでしか買えない特別感」があるのも広島みやげの魅力のひとつです。
旅の記憶を思い出させてくれるような、“広島らしさ”が感じられるお土産を見つけるのは、旅行の楽しみのひとつですよね。

どれを買おうか迷ってしまうほど、広島みやげは多いです。今回はそんな悩ましいお土産選びの参考になる情報をこの後ご紹介します。

２．実食レビュー付き！広島限定のお土産7選

広島のお土産は種類が多く、正直何を買うか迷ってしまいました。そんな中でも、広島に住んでいた時に地元民に教えてもらったおすすめ商品を買いつつ、新たに発見した商品も含め、実際購入し食べた商品をご紹介します！
リアルな感想を交えてご紹介するので、お土産選びの参考にぜひどうぞ！

①長崎堂「バターケーキ」

新しいタブでプレビュー

まず、最初に紹介するのは長崎堂のバターケーキです。

しっとりとしてふんわりした食感で、口に入れた瞬間にバターの香りがふわっと広がる「長崎堂のバターケーキ」は地元で人気です。最近ではSNSにあげる人が多く他県からも多くに人が訪れ週末は行列ができやすいお店です。
昭和23年創業の広島の老舗洋菓子店で店舗は１店舗のみです。駅や空港での販売はしていないため、長崎堂の本店へ行った人しか買う事ができない商品です。そして、この長崎堂ですが販売している商品はこのバターケーキのみということで、とにかくバターケーキ作りにこだわっているお店です。

見た目はシンプルな丸いカステラ風ですが、実際食べてみるとカステラよりも甘さ控えめで上品な甘さと、しっとりした食感でハマる人が続出するのに納得できました。量が多いかなぁと思いながら購入しましたが、食感が軽く2人暮らしでも1日で食べきれるぐらいでした。
地元では「おもたせ」や「手土産の定番」として長年愛されており、営業マンが手土産で走って買いに行く姿も見られるました。

②にしき堂「もみじ饅頭／生もみじ」

広島のお土産といえばやっぱり「もみじ饅頭」です。これはもう、かかせませんよね！
広島でもみじ饅頭を製造している会社は少なくとも10社はあります。
その中でも「にしき堂」は創業1951年の老舗で、地元民から観光客まで幅広く支持されているもみじ饅頭の代表ブランドで、広島みやげの人気ランキングでも上位にいます。

外はふんわりカステラ生地、中にはたっぷりのあんこ。王道のこしあん味はもちろんのこと、近年はチーズ・チョコ・抹茶・クリームなどのバリエーションも豊富で、選ぶ楽しさも魅力のひとつです。ポケモンやちいかわ、地元企業とのコラボ商品等もあったり季節によって限定商品が異なってあり店舗によっては人気で買えない場合もあります。

久々に食べましたが、生もみじ饅頭はもっちり生地になめらか餡子がおいしく、新商品の黒ゴマは私好みの甘さで風味がよくてもう１個続けて食べたくなる美味しさでした。
どの商品も袋を開けた時に香る、さっき焼いて詰めましたか！？と言いたくなる和菓子の焼きたてのようなにおいがたまりません！

もみじ饅頭の会社はいくつかあり、やまだ屋や藤い屋のもみじ饅頭も人気ですがこちらは博多阪急で販売されているため、今回にしき堂を選びました。さらに、にしき堂をおススメする理由は添加物の使用が少ないからです。

こちらはご参考までににしき堂で人気の生もみじ（こし餡）の裏面です。

もみじ饅頭がいろいろ並ぶ中で裏面を見比べてみましたが、添加物を使用している会社がいくつかありました。にしき堂も使っていますが、少ない方です。さらに少ないものを選びたいという健康意識が高い方は藤い屋をおすすめします。

➂うえの「あなごめし弁当」

「広島で絶対に食べたい駅弁は？」と聞かれたら、必ず名前が挙がるのがこの「うえの」のあなごめし弁当です。
宮島口のうえののお店でしか買えない幻の駅弁と言われていましたが、最近では広島駅前の百貨店、福屋でも買えます。

創業明治34年、宮島口に本店を構える老舗で、100年以上変わらぬレシピで作られるあなご飯は、地元民にも観光客にも愛され続ける名物グルメです。
私はこれを初めて食べた時、あまりの美味しさに感動したのを数年経った今でも覚えています。宮島へ行くフェリーに乗る前に購入し、宮島の公園で初めて食べましたが、冷めているにもかかわらず、香ばしく焼き上げられた国産アナゴの蒲焼がいい香りを放ち、甘辛いタレで炊かれたご飯の上にびっしり敷き詰められて見た目は圧巻で一口、口に入れただけでその美味しさに顔がほころんでしまいました。
そう、この一口食べれば、ふわっととろけるアナゴと、ほんのり甘く炊き込まれたご飯の相性が抜群、冷めても美味しいのが、長年愛されている理由なんです。

うえの本店はJR宮島口を出て歩いてすぐの場所にあります。宮島へ観光へ行かれる方は要チェックです！

葛藤の元、なかなか訪れないから...あの日の美味しさを...と思い購入しましたが、この価格はネックになりそうです。
ちなみに弁当箱はこんな紙で梱包されています↓

渋い！！老舗感があります。貰うと嬉しいですが、今も引きづる価格…。自分で買うのは躊躇してしまいますね…。誰か買って下さい！！！とお願いしたくなるお弁当です。

④島ごころ「瀬戸田レモンケーキ」

続いてご紹介するのは島ごころの「瀬戸田レモンケーキ」です。今回初めて購入しました。
島ごころの「瀬戸田レモンケーキ」は、広島・瀬戸内の特産品である瀬戸田レモンを贅沢に使った、今注目の“ご当地プレミアムスイーツ”です。広島レモンケーキを販売するお店はいくつかありますがその中でも人気なのがこの、島ごころです。

瀬戸内海に浮かぶ生口島・瀬戸田町は、国産レモン発祥の地として知られています。
そんな“レモンの島”で生まれたのが、島ごころ本店のレモンケーキ。
このレモンケーキは、皮ごとすりおろした瀬戸田産レモンを使い、香り・酸味・甘さのバランスが絶妙な逸品です。

実際食べてみると、一口目が甘い！と感じましたが、くどすぎず、しっとりとした食感に加えて、レモンの爽やかさがしっかり主張されており、口いっぱいにレモンの香りが広がり広島の瀬戸内海を感じました。袋を開けた時の香りもよくて、食べていると小さく切り刻まれた果実が入っているのも分かりました。

これは「レモンケーキ＝お子様向けの焼き菓子」と思っている方にもおすすめしたい、大人のためのレモンケーキです。

⑤おたふくソース「広島限定 お好み焼きソース」

広島風お好み焼きといえば、忘れてはいけないのが「おたふくソース」です。中四国エリアにお住まいの方はお馴染みのメーカーといってもいいのではないでしょうか？食卓に欠かせない存在です。
ですが、そんなおたふくソース、実は広島県内限定でしか買えない“特別な味”があるのをご存知でしょうか？？

それが「おたふくソース 広島限定 お好みソース」です。
地元・広島の食材をふんだんに使って仕上げた、まさに“広島の味を持ち帰れる”一本が存在します。

いつもスーパーで見かけるおたふくソースは、全国向けに開発されたベーシックな味になっていますが、「広島限定」バージョンは、地元食材を使い、より“濃厚で奥深い味わいソースとなっているのが特徴です。
広島風お好み焼きのソースとしてはもちろん、「お料理にひと味加えたい」時にも大活躍中です！

⑥バッケンモーツアルト「からす麦クッキー」

広島土産といえば「もみじ饅頭」だけじゃない！という人からおすすめされる商品で毎度、話題にあがってくる商品があります。
それは、地元民にも長く愛される焼き菓子、バッケンモーツアルトの「からす麦クッキー」です。正直、広島らしさは感じとれません。人にあげても「どこのお土産？」と言われてしまう可能性もあります。ですが、これ広島市内あちこちでみかけ、知っている人は大量買いしていくほど人気の商品なんです！
知っている人は缶で買っていきます。会社でバラマキで買う場合は箱買いすると個包装なので配りやすいです。

実際食べると、不思議なくらいザックザクの食感で香りがいいバタークッキーです！食べても広島らしさを感じませんが、クセになる美味しさで缶で大量買いしたくなる人の気持ちがわかります。食べたことが無い方は騙されたと思って買ってみるといいかもしれません。

このお菓子を知らないであろう、九州の人にあげたところ広島みやげで“これ？”という感じがそれぞれ表情に出ていてちょっと不安になりましたが、いろんな人から美味しいと言ってもらえたので良かったです！

6枚入りや80枚入り等、容量が複数用意されており、用途に合わせた量を買いやすいのもおススメポイントです！

⑦櫟（くぬぎ）「バームクーヘン」

最後に紹介するのは櫟のバームクーヘンです。ここのお菓子は広島県外に住んでいる人は知らない人多いと思います。広島県民であれば、差し入れでここのワッフルを手土産で貰う機会が多く、地元では有名なお店です。
最近では、SNSや口コミで県外の人に広まり広島でじわじわ人気を集めているスイーツ土産です。

この櫟のバームクーヘンですが、一層一層ていねいに焼き上げられたその姿と、しっとり感がとにかく絶妙なんです。外がちょいサク、中はしっとりで、レモンの風味がするのも広島らしさを感じます。初めて食べた時はスティックタイプでバームクーヘンで一番美味しいと思っていましたが、歳を重ね一番とまではいかなくなりましたが、おいしいバームクーヘンです。
櫟は広島にしかない店舗のため、広島でしか購入できない商品となっています。

職場のバラマキとしては贅沢すぎるので、友達や家族、少人数向けにおすすめです！私は自分用に買いました！

箱買いで通常のバームクーヘンと今回の太陽と２個入りのセット商品もありました。自分用であればバラ売りで買うの方が箱代がかからず安く買えます。

３．どこで買える？おすすめ販売スポットまとめ

広島ならではのお土産を探すなら、アクセスのよい定番スポットを押さえておくのがポイントです！
旅の帰りにサッと立ち寄れる場所から、地元の人も通う専門店まで、買い物が楽しくなるおすすめの販売スポットをご紹介します。

今回紹介した商品のほとんどは広島駅直結の商業施設「ekie（エキエ）」で購入しました。
新幹線改札を直進するとエキエの入り口はあります。ここが、近年リニューアルされたこともあり綺麗な施設でお土産が豊富に揃っています。スイーツはもちろん、グルメから弁当、雑貨、スナック菓子等ここで広島みやげの大半が買えてしまいます。私もこのエキエで、もみじ饅頭とオタフクソース、櫟のバームクーヘン、島ごころのレモンケーキを購入しました。

次におすすめしたいのは、新幹線改札内です。広島駅は博多駅とは異なり、大阪駅並みに構内のお土産売り場が充実しています。大きなお土産売り場もあれば地元ならではのショップは小さいながらも名店が揃って並んでいます。私は今回、新幹線構内にあるバッケンモーツァルトでクッキーを買いました。

最新スポットで購入したい方は広島駅で今ホットな場所、2025年3月に開業したミナモアがおすすめです！新店舗ばかりで、広島県内初のショップも多く見られます。お洒落なものが多く揃っているので新しいものが好きな方におすすめです！今回私が立ち寄ったのはミナモアで人気のパン屋さんシティベーカリーですが、私が知らなかっただけで福岡の天神にもショップがありました。その為、今回ご紹介は控えております。

広島土産は広島駅で完結できますが、長崎堂のバターケーキは店舗でしかかえなかったり、にしき堂の人気商品は駅で売り切れて買えない場合も有るので本店がおすすめです。

４．まとめ：広島旅行の締めに、自分にも買いたくなる限定土産を！

今回は広島でしか買えない、地元民もおすすめするお土産を7選ご紹介しました。
旅の最後に手にするお土産は、思い出を“形”として持ち帰れる大切な存在。
「誰かに渡すため」だけでなく
“自分がまたあの味を楽しみたい”“もう一度あの気分にひたりたい”
そんな気持ちで選ぶお土産も、素敵な旅の一部です。

広島には、地元の素材や伝統を生かしたここでしか出会えない限定品がたくさんあります。
今回ご紹介したお土産は、味も品質も間違いなしのものばかりです。あと、地味ですができるだけ原材料も気にしてチェックして選びました。
広島でしか買えないお土産は今回ご紹介したもの以外であれば、JR広島駅構内のカルビーショップでしか買えないカッパえびせん匠シリーズや牡蠣醤油の釜揚げポテトチップスや広島土産で人気のメープル紅葉フィナンシェ、広島の洋菓子店で一番古いお店ボストンの商品、等いくつかあります。今回、細かくご紹介できていませんがシティベーカリーでも広島限定のレモンクッキーがありました。次の機会にご紹介したいと思います。

それではぜひ旅行の締めくくりに、自分にもひとつ、お気に入りを選んでみてはいかがでしょうか。
今回はこの辺で失礼します。
＊最後まで読んで頂きありがとうございました＊

2025-06-01