おでかけブログを書いているkonsanです。
京都観光といえば、清水寺や嵐山など有名スポットがたくさんあります。人気の観光地ということもあり、こんなことを感じたことはありませんか?
“どこも人が多くてゆっくりできなかった…”
“人が多すぎて疲れた...”
京都旅あるあるです。
私もこれまで何度か京都を訪れていますが、今回はできるだけ静かに、落ち着いた雰囲気で観光したいと思い、見つけた場所が建仁寺(けんにんじ)です。四条河原町から橋を渡ると祇園。石畳の道に並ぶ京町屋を歩いていくあるお寺です。街中でアクセス抜群の場所ですが、境内に入ると街のにぎわいが嘘のように静かで、想像以上に心が落ち着く空間でした。
この記事では、実際に建仁寺を訪れて感じた魅力や見どころを、写真とあわせてご紹介します。
こんな方におすすめ
- 人混みを避けて静かに京都を楽しみたい人
- 有名作品や歴史をしっかり味わいたい人
- 京都観光の合間に癒しの時間を過ごしたい人

項目
1.四条河原町すぐなのに別世界|静かに過ごせる建仁寺の魅力

建仁寺は、京都の中心地・四条河原町から徒歩圏内にあり、アクセスの良さが魅力のひとつです。

周辺には百貨店や飲食店が立ち並び、商店街もあり多くの人が行き交っています。そんな場所から徒歩約10分ほどで辿り着きます。
四条大橋を渡ると見えてくる南座を越え、小道を入っていくと京都らしさを感じる石畳の道があります。その先にある建仁寺。
門をくぐった瞬間、街の雰囲気が一気に変わります。外のにぎやかさが嘘のような静けさです。広大な敷地で落ち着いた雰囲気、そのうえ週末でも人が少ないことに驚きました。
今回、訪れたのは1月上旬。寒さがまだまだ厳しい時期のお昼過ぎの日曜日。

実際、境内を歩きすすんでみても清水寺や嵐山のような有名観光地と比べると、観光客は少なく、ゆっくりと自分のペースで参拝することができました。
「京都観光=人混み」というイメージを持っている方ほど、建仁寺の静かさには驚くと思います。にぎやかなエリアからすぐ行ける場所で、これほど落ち着いた時間を過ごせるのは、建仁寺ならではの魅力です。
【建仁寺】
■場所:〒605-0811 京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町584番地
■営業時間:10:00-16:30
■拝観料:一部大人1名800円(2026年1月時点)
2.京都最古の禅寺|風神雷神と天井の龍に感動
建仁寺は1202年に創建された、京都で最も古い禅寺として知られています。
長い歴史を持つお寺ですが、境内には今もなお多くの人を惹きつける見どころがそろっています。

建仁寺とは
・京都に現存する最古の禅寺
・禅の修行道場としても本格的な寺院
・開山したのは栄西禅師(日本にお茶の種を持ち帰り茶文化を広めた人物)
・庭園・仏像・書画・障壁画など多くの文化財がある
日本らしさを感じられるお寺です。

中でも有名なのが、俵屋宗達による「風神雷神図屏風」です。
教科書や資料集で一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか
建仁寺では高精細な複製が展示されており、実物に近い形で細かい表現までじっくり楽しむことができます。本物は元々、建仁寺で所有されていましたが保存の観点から京都国立博物館に寄託されています。
見どころポイント
・俵屋宗達の最高傑作として評価される名作
・金箔を背景に大胆な構図
・建仁寺では高精細な複製で細部まで鑑賞することが可能
実際に目の前で見ると、写真や印刷物で見るのとはまったく印象が違い、その迫力に思わず足が止まりました。風神と雷神の躍動感や表情までしっかり伝わり、ゴールドの屏風は圧巻です。“これが有名な理由なんだ”と実感しました。


歩き進むと、龍の建具が見られます。
か、かっこ良すぎませんか!?
部屋に入って間近で見ることはできませんが、こちらを見ている龍の迫力は満点です!!
もうひとつの見どころが、法堂の天井に描かれた「双龍図」です。

この龍は、2002年(平成14年)に建仁寺の創建800年を記念して描かれたもので、天井いっぱいに広がる姿は圧巻です!!堂内の中央に立って見上げると、まるで龍に見下ろされているような不思議な感覚になります。
見どころポイント
・畳108枚分の広さで描かれた2匹の龍
・約2年の歳月をかけ描かれた
・仏教寺で天井に龍が描かれ象徴されるのには意味がある
理由:
龍は水の神でもあり雨を降らすことから火事などの災害から守ると言われている
流派仏教の守護神として、仏や教えを守る存在とされている
人々を守り導く善意あるシンボル


今回、私は時間の関係で訪れる事ができませんでしたが建仁寺の境内には西来院もあります。こちらにも天井に龍が描かれています。時間があるかたはあわせて、訪れてみるのもいいかもしれません

風神雷神と天井の龍という二大名物を一度に楽しめるのは、建仁寺ならではの魅力です。歴史や美術に詳しくなくても、見た瞬間に“来てよかった”と感じられる見ごたえある場所だと感じました。
3.庭園と枯山水で感じる「和」|ゆったり流れる時間

建仁寺の境内には、心がすっと落ち着く美しい庭園がいくつも広がっています。
敷地が広く、建物が大きいこともあり通路や縁側も余裕がある広さです。

また、白砂と石で山や水の流れを表現した枯山水の庭園も見どころのひとつです。派手さはありませんが、その静かな美しさに、時間を忘れて見入ってしまいます。季節や天気によって表情が変わるのも、何度でも訪れたくなる理由です。

雨風で乱れることも多々あることでしょう。ですが、この整った枯山水。
お見事です。しっかり、管理されていることが伝わります。

境内には入れない建物もありますが、そんな場所でも綺麗に整備されています。

観光地として賑わう京都の中心部にありながら、ここでは周囲の音が気にならないほど穏やかな空気が流れています。縁側に座って庭を眺めていると、忙しい日常を忘れて、ゆったりとした時間を過ごせるのも建仁寺ならではの魅力です。

建物も広く、歩いてまわるだけでも日本らしい文化を感じる事ができます。

冬の季節で外は寒かったですが、日があたる庭は風が弱く、ぽかぽかとしてあたたかく気持ちよく過ごせました。
いくつかある庭の中で、もっとも印象的なのが、本坊にある「〇△□乃庭(まる・さんかく・しかくのにわ)」です。

丸・三角・四角というシンプルな形で構成されたこの庭は、「宇宙」や「調和」を表現しているとされ、眺めているだけで不思議な空間です。
見て、気づけない人も中にはいましたが、手間への段差が△、木の周りが〇、井戸が□を表しています。

反対側から見るとこんな感じです。一般的な中庭と見せかけて、なんだか遊び心があるようなそんな庭は3方向から見学ができます。知らないと素通りしてしまいそうな庭ですが、ぜひ足を止めてチェックして欲しい場所です。
4.まとめ|建仁寺は「静かに京都を楽しみたい人」にぴったりの場所

今回は京都市内中心部にある建仁寺をご紹介しました。
建仁寺は、四条河原町からすぐという便利な立地にありながら、境内に一歩足を踏み入れると、まるで別世界のような静けさに包まれる場所です。京都へは何度か訪れていますが、今まで存在自体を知りませんでした。そういった方は多いのかもしれません。実際、訪れると広大な敷地で見ごたえが十分あるにもかかわらず人が少なく感じました。
ゆっくりと境内全体をまわりたいところでもありましたが、時間の都合上メインだけ見学し、所要時間は30分ほどでした。
京都最古の禅寺としての歴史ある佇まい、風神雷神図屏風や天井の双龍図の迫力、美しい庭園と枯山水が織りなす落ち着いた空間。
どれもが心に残る見どころばかりです。
嵐山や清水寺のような有名観光地も魅力的ですが、“人混みを避けて、ゆっくり京都を感じたい”という方には、建仁寺は特におすすめです。観光と癒しの両方を楽しめる、まさに大人の京都散策にぴったりのスポットだと感じました。
京都旅行で少し落ち着いた時間を過ごしたいときは、ぜひ建仁寺を訪れてみてください。
きっと、心に残る静かなひとときを味わえるはずです。
私は今回、建仁寺の近くにある人気店で石焼き親子丼をランチでいただいてから、建仁寺を散策しました。建仁寺の近くには京都で有名なお店が多くあるのでお食事やカフェへ立ち寄る前後に訪れるのもおすすめです。
(建仁寺を訪れる前に行ったランチ情報です↓↓よかったらあわせて読んで頂ければ幸いです。)
それでは良き旅を
*最後まで読んで頂きありがとうございました*
2026-01-31
