おでかけブログを書いているkonsanです。今回の旅先は京都です。
今回ご紹介するのは2泊3日の旅の最終日である3日目に訪れた場所です。情報量が多いため、今回も前編と後編に分けてお届けします。
1日は宇治・任天堂ミュージアムの旅、2日目は鈴虫寺・苔寺・嵐山・河原町周辺の旅をしました。
そして、3日目に向かった先は・・・
銀閣寺です。
銀閣寺は2日目に訪れた苔寺の庭をモデルに造られたということもあり、気になり選びました。銀閣寺周辺で朝ごはんを食べ、向かった銀閣寺、その後は美味しいクレープをいただいた午前の様子をご紹介します。

こんな方におすすめ
- 朝から銀閣寺へ行く予定
- 銀閣寺周辺のグルメ情報を知りたい
1.銀閣寺周辺で朝ごはん:おにぎり専門店へ

時刻は朝の9:15。
季節は12月ということもあり、冷えた朝です。宿泊した三条京阪近くの宿から5番のバスに乗り、20分ほどバスに揺られ、「銀閣寺道」のバス停から歩き、哲学の道がある今出川通りにやってきました。
この時間は、週末というのに人がほとんどいません。

冬の眩しい日差しの中、水の流れる音が聞こえます。京都の観光地といえば人混みで大変という印象ですが、この時間は開いているお店も少なく、静かです。この静かなひと時が“良い1日の始まるぞ!”という感じがします。
そんな中、銀閣寺へ向かう前に向かった場所があります。
それは・・・
おにぎり屋さんです!!

【御米司ふみや】
■場所:〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町65
■営業時間:月~金9:00-17:00/土日8:30-17:00
御米司ふみやで朝ごはんをいただきます。平日は朝9時~、土日は朝8時半~営業されており、朝ごはんを銀閣寺周辺で食べたいという方におススメのお店です。
朝ごはんと言えば、パン派とごはん派分かれるところで、私も正直この旅で美味しいパンが食べられるお店へ行くか、美味しいお米が食べられるお店か結構悩みました。悩んだ結果、せっかく訪れた京都、日本らしさをより感じる為に“お米を食べよう”と決め選んだお店です。
お店を訪れた際、数名のお客さんがいましたが席は十分空いておりすぐ入れました。

1階の席は坪庭を見ながらお食事ができます。席でメニュー表を見て、頼むものを決めたらレジへ行き注文・支払いをするタイプのお店です。注文してから5分経たない間に、席に運ばれてきました。

このお店で人気の銀閣寺セットです。
銀閣寺セットは7種類の中から好きなおにぎりを2個選ぶ事ができます。私が選んだのは人気No1焼きおにぎりとNo2の大葉味噌です。
セットにするとおにぎり以外に白味噌の味噌汁とちょっとしたおかず(この日はきんぴらごぼう)が付いてきます。お茶はフリードリンクの温かいほうじ茶を頂きました。
気になる金額は私が訪れた際は950円でしたが、今は値上がって1,000円です。今後も価格変更があるかもしれません。
金額は高めですが、ふっくらとした甘みのあるお米とそれぞれ素材が美味しく、見た目は素朴ですが最高の朝食でした。

メニュー等もっと情報を知りたいと思った方は、前回ブログで紹介したので下記リンクを参考にして頂ければです。
こうして、お腹が満たされた私たちは道の先にある、銀閣寺へと向かいました。

2.朝の銀閣寺:人が少ないのが良き!
時刻は9:45。
まだまだ人の少ないですが、銀閣寺へ向かう人は絶えず、途切れることなく人が門を通っています。

緩やかな坂を登り総門をくぐるとすぐ右折です。

綺麗に整えられた石垣が目の前に広がります。
ここは銀閣寺垣と呼ばれ、長さはなんと、約50mです。
高い木々に覆われ、圧倒されます。

垣の先には受付場所があります。ここで拝観料を納め中へと入ります。
いざ、わびさびの世界へ!!

中に入ると、まるでタイムスリップしたかのような光景が広がっています。
広範囲に及ぶ枯山水、奥に見える建物は銀閣寺です。最初は近くで見る事ができず、庭を一通り歩き最後に近くで見られるようになります。ちょっともどかしさがありますが、お庭で静かなひと時を過ごします。
少し歩くと、かわいらしい花頭窓が見えてきました。

枠越しに見える景色もまた良きです。ここからしばらく、お庭を歩きます。

歩きながら、昨日訪れた苔寺を思い出しました。銀閣寺は苔寺をモデルにしたということもあり、似ています。苔寺と同じように銀閣寺も苔が多く生えています。
以前、訪れた時はただ見ていただけですが苔寺の存在を知ってから見ると全く違う見え方ができます。1度訪れたことがある場所でも知識が増えてから訪れると印象が変わるものです。
苔寺について気になった方はこちらも以前ブログでご紹介したので下記リンクを参考にして頂ければです。
銀閣寺はちょっとした山登りがあります。思っている以上に歩きました。これから行く方は歩きやすい靴を履いていくことをおススメします。
庭を歩き、坂道を歩き進むと、銀閣寺の敷地全体と京都市内の街並みが見える場所に到着します。

登ったかいがありました。
見た後は来た道とは反対の道から緩やかな坂を下ります。

辺りは苔で覆われています。冬でも緑の苔が多く癒されます。
こうしてついに、銀閣寺のメインスポットに到着しました!!

日本らしさがある質素な雰囲気です。金閣寺のような華やかさはありませんが、なんだか落ち着く不思議な建物です。歴史の教科書でも出てくる銀閣寺、もう何百年と経過していますが、変わらず綺麗な状態を保てているのも不思議です。これは職人さんの頑張りの証でもありますね!

こうして朝の銀閣寺拝観を終えました。わびさびの世界を体感したく向かった銀閣寺ですが、朝は人が少なく静かな環境の中で拝観する事ができたので良かったです!
自分のペースでスムーズに歩くこともで所要時間は約30分です。
30分ほどではありますが、銀閣寺は見どころが詰まった場所です。今回の記事ではご紹介しきれなかった情報を別記事でご紹介しておりますので行く前に良かったら事前情報で下記リンクを参考にして頂ければです。
【東山慈照寺(銀閣寺)】
■場所:〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町2
■拝観時間:
夏季(3/1-11/30) 8:30-17:00
冬季(12/1-2/末) 9:00-16:30
銀閣寺を出ると参道は人が増えていました。10時を過ぎで、入る前には閉まっていたお店もオープンしてにぎわってきています。せっかくなので、私達も参道のお店に立ち寄ることにしました。
3.銀閣寺近くのスイーツ:絶対食べておきたい抹茶クレープ!
銀閣寺参道には美味しそうなお店が多々あります。その中でも、スイーツ好きの方におススメしたいお店があります。
それは・・・
和クレープ専門店です!!

【たばねのし銀閣寺店】
■場所:〒606-8407 京都府京都市左京区銀閣寺前町15番地4
■営業時間:9:00-18:00
たばねのしというお店です。近年オープンしたお店で綺麗でお洒落なお店です。
抹茶のクレープがメインで口コミが高いお店です。抹茶はちょっと残念に感じるかもしれませんが宇治茶ではなく、静岡県産です。日本一のお茶の産地である掛川さんの上質な抹茶を使用しており濃厚な抹茶の味わいで人気です。
お店は空いており、中に座って頂く事ができました。店員さんの感じもよく、まだ食べてもいないのに“ここに来て良かったぁ”と思えました。いくつかクレープの種類がある中、私が得たんだのは・・・

掛川抹茶ブリュレ990円です。
目の前でバーナーで表面を焼くパフォーマンスを見せてくれました。クレープの包み紙についている銀と白色の水引が高級感があって素敵です。これは石川県の職人さんがひとつひとつ手作りで作っており、包み紙から外してお持ち帰りできるようになっています。
気になるお味は、一口で美味しすぎて感動しました!!これは銀閣寺参道を訪れたら食べるべきです!抹茶好き、甘いもの好きな私には最高のクレープです。今まで食べてきたクレープで一番好きです。抹茶の生地もモチっとして、クリームはなめらかで濃厚、上の焦がしキャラメルがバリっと食感で苦みが足され美味しいです。
ぜひ、訪れた際は食べてみてください!!

ここでしか食べられない、もう一度食べたいなぁとふとした時に思っていたところ、私の住む福岡にも2025年たばねのしのお店がオープンしました!!天神の近くの大名にできたので食べたい時に食べに行けるようになり私は大喜びです!!
話は元に戻り、こうして京都旅3日目の前編が終了しました。

再び哲学の道を歩きながら、静かなひと時を過ごし、ここから先は人であふれた繁華街、河原町へと向かいます。この続きは次回ご紹介します。
4.まとめ
今回は京都旅、最終日に朝から行った銀閣寺の情報をお届けしました。
スケジュールのまとめです。
・8:50 三条京阪バス停出発
・9:15 銀閣寺道バス停到着
哲学の道を歩く
・9:20 御米ふみやで朝食
銀閣寺セット(おにぎりと味噌汁)を食べる
・9:40 お店を出る
・9:45 銀閣寺到着
・10:13 銀閣寺を出る
銀閣寺参道を歩く
・10:16 たばねのし銀閣寺店でおやつ
絶品抹茶クレープを食べる
・10:30 たばねのしを出てバス停へ向かう
10時前の時間は銀閣寺参道のお店がまだ営業していない時間帯ということもあり、人が少なく歩きやすかったです。また、銀閣寺の拝観も人が少なく、静かな環境でわびさびを感じる事ができ良き体験ができました。また、朝から美味しいおにぎりと美味しい濃厚抹茶クレープを頂く事ができ良き旅ができ満足です。
銀閣寺参道は今回ご紹介したお店以外にも名店が多くあるので、お時間がある方は探索するのもおススメです。
それでは今回はこの辺りで失礼します。
*最後まで読んで頂きありがとうございました*
2025-04-17