おでかけブログを書いているkonsanです。
大分の土産といえば何を思い浮かべるでしょうか?
九州以外でお住まいの方は知らない人も多いではないでしょうか
大分土産で人気、定番商品と言えば・・・
ざびえるです!!

名前のインパクトが凄いですよね!私も初めて知った時、衝撃的でした。
そんな、ざびえるは食べたことがある人はリピートして買っている人も多くいます。大分へよく行く方であれば、あまりにも定番すぎて、実は詳しく知らない人も多いのではないでしょうか?
久しぶりに、ざびえるをいただき食べてみると、想像以上に深みのある味とこだわりが詰まっていました。
今回は、大分で長年愛され続ける銘菓「ざびえる」について実食レビューとざびえるの魅力についてご紹介します。
までご紹介します。

こんな方におすすめ
- 大分土産で「外さない」定番を知りたい人
- ザビエルをもらったことはあるけど、実は詳しく知らない人
- 観光前に“買うべきお土産”をリサーチしておきたい人
項目
1.「ざびえる」って知ってる?衝撃を受けた“謎の名前”の由来とは

岡山に住んでいた頃、私は「ざびえる」というお菓子の存在をまったく知りませんでした。
知ったきっかけは、出張で九州へ行った際に後輩が放った一言です。
「私、ざびえるが大好きで九州に行ったら絶対買ってるんです!」と言い、驚きました。
名前だけ聞くと「え、宣教師のザビエル?」とちょっと笑ってしまうようなインパクトですが、後輩は
「有名ですよ!知らないんですか!?箱も高級感があって、美味しいんですよ!」と熱弁されました。
後に知りましたが、大分では知らない人がいないほどの定番土産です。初めて見かけたときは衝撃を受けました。

この「ザビエル」は、ざびえる本舗が手がける洋風焼き菓子です。会社名がお菓子になっているのも驚きです!
1950年代に誕生し、今なお大分県民に愛され続けています。
名前の由来は、期待を裏切らずもちろん、キリスト教を日本に広めた宣教師・フランシスコ・ザビエルです。
実は彼が日本で最初に上陸した地が鹿児島県で、その後、日本各地で布教活動を行い、1551年に大分(当時の豊後)を訪れます。当時の大名・大友宗麟(おおともそうりん)がキリスト教に理解を示したことで、ザビエルは大分を拠点に布教を行い、日本のキリスト教文化の広がりに大きな影響を与えました。
この「大分=キリシタン文化ゆかりの地」という背景から、のちに誕生したのが・・・
南蛮菓「ざびえる」です。
発売から60年以上経っていますが、製法等はほぼ変わらず現在も人気で定番商品となっています。現在の会社名はざびえる本舗ですが、以前は「長久堂」という名前でざびえるを販売していました。厳しい時代もあったようですが、今ではお土産屋さんで目立つところに並ぶ知名度の高い商品です。
2.実食!開けた瞬間ふんわり香るラム酒、しっとり饅頭!

包装をやぶり、ひょっこりとでてきた、ざびえる。
うっすら香るバターとラム酒が簡易的な包装でも高級な感じがします。
昔ながらの焼き菓子なのに、名前のせいなのか、どこか異国の雰囲気も感じます。

半分に割ってみると、中にはギュッとつまった白餡。
一見「和菓子?」と思うほどですが、口に入れるとバターのコクとアーモンドの香ばしさがふわっと広がります。
白餡の優しい甘さと洋風の生地が絶妙で、“洋風なのに懐かしい”不思議な味わい”です。しっとりとした餡がいい感じです。
コーヒーにも日本茶にも合うバランスの良さがあり、
「甘すぎないから何個でも食べられる」というのが正直な感想です。
大分で長年愛される理由が、ひと口で納得できました。
カロリーや原材料が気になる方の為に追加情報もお届けします。

カロリーは1個あたり105Kcalとそこそこお高めですが、博多で有名な通りもんが約115kcalなので、通りもんよりはやや低めです。
原材料はこちらです↓↓

無添加商品というわけではありませんが、よく見聞きする知っているものばかりです。健康を気にしている人にとっては“マーガリン”の使用がやや気になるところではあります。
3.ざびえるは実は「金」と「銀」があるって知ってた?
大分土産ざびえるは、実は2種類あります。
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金のザビエル:バター風味の白餡+ラム酒香る洋風生地
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銀のザビエル:チョコ餡+アーモンド風味の生地
どう違うかの見分け方は、分かりづらいですが個包装のパッケージのラインが「金」か「銀」かで区別します。
どちらも個包装で、ひと箱に両方入っているタイプが主流です。
「白と黒」「和と洋」のコントラストを楽しめるよう工夫されているのが面白いところです。
私は個人的に、金のザビエルの方が香りが柔らかくて好みでした。先ほど紹介した、写真も「金のざびえる」です。
ただ、銀のほうはコーヒーや紅茶と一緒に食べると一段と美味しさを感じます。
食べ比べを楽しめるのも、このお菓子の魅力です。
4.どこで買える?実は博多駅でも購入可能!
大分土産として知られるざびえるですが、実は博多駅のお土産売り場でも販売されています。

福岡観光の帰りや九州新幹線利用時でも手に入るので、「大分までは行かないけど食べてみたい」という人にもおすすめです。
そのほか、大分駅や別府駅、高速道路のSA、小倉駅などでも購入可能です。
公式オンラインショップや楽天などの通販でも扱われています。
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価格目安:6個入 約700円/12個入 約1400円
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賞味期限:約30日間
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個包装で職場配りにもおすすめ
小分けタイプもあるので、気軽に配れる上品なお菓子として使い勝手が抜群です!
5.まとめ|知らなかった人こそ、一度食べてみてほしい銘菓
今回は大分の銘菓「ざびえる」についてご紹介しました。
「ざびえる」を知らない人にとっては、思わず笑ってしまうような名前で、本当にあると知ると驚きますが、大分で長い歴史があり実際食べてみると初めてなのに懐かしい味わいにも驚きます。
ざびえるをまだ知らない人にあげるお土産としては、話題性抜群のお土産です。
箱で買うと、高級感がある箱でファンもいます。私の後輩がその一人です。
パッと見、分かりづらいですが、ざびえるは「金」と「銀」の2種類あります。
個包装のパッケージの細めに入ったラインの色の違いで区別できるのでチェックして見て下さい。
大分のお土産ではありますが、福岡の小倉駅や博多駅で購入することも可能なので旅行や帰省の際、見つけたら手に取ってみてください。
“話のネタになる”上に、味でも満足できるおすすめ土産です。
それでは良き旅を
*最後まで読んで頂きありがとうございました*
2025-10-18