おでかけブログを書いているkonsanです。
今回の旅先は山口県。長門市にある仙崎駅から下関駅まで移動する際に、日本海側を走るJRに乗って移動したいと考えたいたところ・・・
とある列車を発見しました。
その名も「〇〇のはなし」
変わった名前で“なんだそれ!?”って思いますよね、これは新下関〜東萩間を日本海側に沿って走るJR西日本の観光列車です。
当日ではありましたが、タイミングよく乗車することができ利用しました。
初めての観光列車体験です。
観光列車というと「料金が高そう」「特別な旅行でないと乗れない」というイメージがありましたが、実際に利用してみると意外とお手頃な価格で乗車でき、移動時間そのものを楽しめる列車でした。
今回は仙崎駅から下関駅まで乗車した体験をもとに、予約方法や車内の様子、途中停車駅の見どころ、実際に感じた魅力を紹介します。
こんな方におすすめ
- 〇〇のはなしに乗ってみたい方
- 仙崎から下関への移動方法を探している方
- お手頃で観光列車を楽しみたい方
項目
1.「〇〇のはなし」とは?料金や予約方法を紹介

「〇〇のはなし」について、初めて聞いた方はまったく、なんなのか分からない存在だと思います。私もそうでした。名前からして不思議です。
というわけで、まずは基本情報や予約方法について紹介します。

「〇〇のはなし」とは
・2017年8月運行開始したJR西日本の観光列車
・新下関駅~東萩駅間を週末限定で運行
・列車名は「萩(は)・長門(な)・下関(し)」の頭文字を組み合わせたもの
・全席指定席で事前予約が必要
・日本海の絶景や地域の文化や人と繋がりを感じれる列車
知る人ぞ、知る列車です。ただ、気を付けておきたいのはこの山陰本線1日に走る列車の本数がかなり少なく、1時間に1本あるかどうか…。そんな場所を走る観光列車。なかなかお目にかかる事ができない景色を快適な観光列車で過ごすことができる贅沢なひとときです。
そんな観光列車は予約しなければ乗れません。
私は今回初めて利用しましたが、予約自体はインターネットで簡単にできる一方で、初めてだと少し戸惑うポイントもありました。これから利用する方に向けて、実際に感じた注意点もあわせて紹介します。
全席指定!予約必須だけど予約がわかりづらい
〇〇のはなしは全席指定席のため、事前予約が必要です。
とはいえ、当日でも空きがあれば予約できます。
私はJR西日本のe5489から予約しましたが、初めて利用したこともあり少し苦戦しました。特に座席表が独特で、「BやCが存在しない席があり、1Aと1Dが隣同士」など、一般的な列車とは配置が異なります。これが初心者にはわかりづらいです。

実際予約の際、e5489の画面でまず戸惑ったのが下記画面です。

【通常の切符】と【観光列車チケットレス】この違い!!!
知らべてみると、通常きっぷは発券できる駅が決まっています。今回乗車する仙崎駅では発券することができません。一方で観光列車チケットレスはチケットレスで購入できるのは特急券のみ。
乗車するには乗車券+特急券が必要です。
幸い、乗車券は既に購入しているものがあったため、特急券のみで事足りましたが、不便に感じました。
“まとめて乗車券と特急券のチケットレス切符はないんかーい!”と心の中で叫びました。
そして、次の試練は座席。これがまた分かりづらい…。

いつもなら座席表をみて自分で選択してとりますが、これがまた独特で分かりづらく…。もう、おまかせで【まとまった席】にしようとしたところ空き無しの表示…。主人と私2名離れ離れの席でも仕方がないと予約。
予約できた席は2号車1Aと1D。
せっかくだけど当日予約だから取れなかったとあきらめていました。
が、実際に予約した際は乗車してみるとカウンター席で普通に隣同士。1Bと1Cがなく、まさかのAとDが隣同士!?初心者にはわからなさすぎました。落ち着いてHPを検索し座席表を見るとちゃんと隣同士になる座席でした。結果、隣同士で座れてよかったです。
改めて、予約画面だけでは少しイメージしづらいと感じました。これから予約される方はご注意ください。
2.「〇〇のはなし」に初乗車!車内や座席の様子をレポート

ここからは実際に乗車した様子を紹介します。
センザキッチンでランチして、そのあと金子みすゞ記念館を訪れ、福岡へ帰るのに一旦下関へ向かうのに利用しました。
(各スポットは前回のブログで紹介したのでリンクを下に貼っておきます。)

今回、仙崎駅から乗車しました。発車時刻数分前、すでに列車が到着。
駅で乗車員の女性が旗を持ってお出迎えして下さっていました。チケットレスで購入した特急券と別で購入していた乗車券を見せ無事乗車できました。
初めて乗る観光列車にワクワクしました!!
「○○のはなし」の列車は見た目が半分半分で異なります。片方は落ち着いたグリーン。

もう半分は赤色の車体です。
素朴な疑問で、「なぜ半分が緑で半分が赤なんだろう?」と思いました。実はこれ調べてみるとちゃんと意味がありました。
緑色の車両は和の世界
赤色の車両は洋の世界
を表現しており、内装も緑の方が和のイメージに合わせた明るい車内。赤の方が洋風のレトロな印象の車内で使い分けがされています。
山口県が日本と西洋文化の交流の舞台となった歴史を車両でイメージしています。

2両の間には海を表現した青色も使われていて、乗る前に知るとより楽しめるポイントだと感じました。
車両の場所によって変化を感じられるのも「〇〇」のはなしの魅力です。

今回乗車した2号車の車内です。全席海側の方向を向いています。よく見える方は人気席で早めの予約がよさそうです。
ソファ席で実際ほぼ座っていましたが、苦にならず快適でした。席は大人2名座ってもゆとりがある広さで、コンセントもあるため充電もできます。またちょっとしたカウンターがあるので、飲み物やお菓子をつまみつつ景色を楽しみながら移動できるのでいい思い出となります。

今回、海をよく見られる手前の席ではありませんでしたが、近くで見たい撮影したいと思った時は立ち見のカウンタースポットもあるのでカウンターに寄りかかりながら景色を楽しむこともできました。

実際、移動しているとこんな感じです。手前側の席ではありませんでしたがしっかりと景色を見る事ができました。乗車中は列車に関するガイダンスが流れたり、車内販売が行われていたり、ゴミを回収してくださったり至れり尽くせりで移動時間そのものを快適に楽しく過ごすことができました。
一緒に乗車している人は、ご夫婦や鉄道オタクと思われる方、また一人たびの方が多くいました。また、こなれた人も多かったためリピーターさんが多かったのかもしれません。

乗車した日はたまたまかもしれませんが、お土産をいただきました。移動中は終始スタッフの方のおもてなしも丁寧で、おかげさまで満足度の高い時間を過ごせました。
3.途中停車が楽しい!思わず降りたくなるスポット
〇〇のはなしの魅力は車窓だけではありません。
途中駅では停車時間が設けられており、実際にホームへ降りて駅周辺を少しばかりではありますが楽しめます。普段なら通過してしまうような駅にも立ち寄れるため、小さな旅を何度も楽しんでいるような感覚になりました。
鳥居がある人丸駅

人丸駅では鳥居の駅舎を見ることができます。
この鳥居は長門市の人気観光スポット鳥居が連続で並んでいる「元乃隅神社」をイメージして設置されたものです。観光列車「〇〇のはなし」の停車駅でもある人丸駅の魅力向上と、元乃隅神社への観光PRを目的に設置されたそうです。
列車が停車すると、多くの乗客が一斉にホームへ降りて撮影タイムがスタート。
私も最初は見ているだけでしたが、気づけば他の乗客と一緒に小走りで写真を撮りに行っていました。
鉄道ファンの方が多かったこともあり、駅ごとにちょっとした撮影会のような雰囲気になっていたのも印象的で自分も仲間に加わった感じで楽しめました。
スケルトンなカフェがあるお洒落な阿川駅

途中停車駅の中でも特に印象に残ったのが阿川駅です。
他の駅と比べると長めに停車します。ガラス張りの開放的な建物が特徴的で、駅舎内にはカフェもあります。ほとんどの乗客がホームを降りて飲み物や軽食を購入していました。

こういう機会がないと、立ち寄らないであろう阿川駅。
停車する列車はほとんどない山陰列車でこんな洒落た駅舎。不思議な存在です。

飲み物は500円~。
特別高いわけでもなく、一般的なカフェ価格で購入しやすいです。私はトイレに行きたくなったら困ると思い、控えましたが主人は“コーヒーがあって良かった”と喜んでいました。

それにしても、小洒落た駅です。
周辺は民家と田畑、山。いわゆる田舎の駅です。

体力がある方は階段を登り、反対ホームへ行き車両の撮影をしていました。私にはそんな元気はなく、様子を眺めるだけ。

緑に溶け込む車両のデザイン。
やっぱり素敵ですね!

阿川駅にはトイレもあります。男女兼用で1か所のみです。列車が到着すると利用者が集中し列ができていました。列は最初だけで時間が経つと空いているので待たずに利用できました。
車両にもトイレはありますが、列車のトイレが苦手な方が利用できるトイレは唯一この駅のみです。
4.日本海を眺めながら下関へ!「〇〇のはなし」は満足度が高いお手頃観光列車

実際に乗車して感じた最大の魅力は、やはり車窓から見える景色です。
列車は日本海沿いを走るため、海を眺めながら移動できます。私が利用した日は夕方の便だったこともあり、夕日を見ることができました。

冬の日本海。
雲が多めの日でしたが、雲の間からさす太陽の輝きが綺麗でした。

沈んでいく夕日をとらえようと、車内では多くのシャッター音が聞こえてきます。

移動は海ばかりではありません。田畑や山も通ります。運が良ければ沿線で野生のシカを見ることもできます。
仙崎から下関へは路線バスで移動する方法もありますが、〇〇のはなしなら、移動時間そのものが観光になります。途中駅での停車や車内ガイダンスもあり、終始退屈することなく過ごせました。観光列車は高額なイメージがありましたが、〇〇のはなしは比較的利用しやすい価格帯なのも魅力です。
仙崎~下関間で利用しましたが、料金は乗車券1,340円+指定席券530円の合計1,870円でした。観光列車というと数千円から1万円以上するイメージがありましたが、思ったより手頃な価格で利用できたのが印象的です。

仙崎駅を15:27発し、2時間11分かけ、17:38下関駅に到着。冬ということもあり、もう、あたりは真っ暗。
下関駅に到着すると、これまでは田舎の駅の停車で人がいなかったのに対し、多くの人がホームにいて一気に現実世界に戻されたような感覚に…。
車両をふとみると、旅の終わりを感じちょっと寂しくなりました。

駅のホーム電子版には「○○のはなし」の文字が!!
見慣れない表記ですが、地元の人にとっては慣れた日常なのかもしれません。実際乗れて、旅の締めに最高の時間を過ごすことができ満足度の高い体験となりました。
ありがとうございました*
5.まとめ

今回はJR西日本が運営する観光列車「〇〇のはなし」に乗車した体験談をご紹介しました。
仙崎駅から下関駅まで移動するなら、ぜひ乗って欲しい列車です。観光列車といえば数万円と高い印象があるかもしれませんが、こちらは2千円ほどで乗れるので結構、お手頃です。週末限定で1往復と乗車機会はそうそうないかもしれません。予約が初心者には分かりづらいところもありますが早めに予約すれば海がよく見られるいい席がとれるはずです。
日本海側を走る列車。海と夕日、絶景をみながら、途中駅での散策。車内のおもてなしもあり、この料金でこのサービスはかなり満足できる旅です。
これから萩・長門方面から下関へ移動予定の方や、山口県で少し特別な列車旅を楽しみたい方は、ぜひ利用してみてください。
それでは良き旅を
*最後まで読んで頂きありがとうございました*
2026-06-13

