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門司港観光で訪れたい三宜楼|無料見学できる歴史ある木造建築で味わう絶品とらふぐコース

旅行やホテル、お土産などのおでかけ情報を紹介しているブログ「とことん日和」のkonsanです。

今回の旅先は福岡県北九州市にある門司港
門司港レトロには焼きカレーやレトロな街並みなど見どころがたくさんあり、観光地として人気のエリアです。そんな観光地でぜひ訪れてほしいスポットがあります。
それは・・・
三宜楼(さんきろう)です。

三宜楼は歴史ある料亭で九州最大級の三階建て木造建築として有名です!

一度は廃業した料亭ですが、現在は無料で歴史ある館内を見学できるほか、一部では「三宜楼茶寮」として関門名物のとらふぐ料理を味わうことができる料亭を運営しています。食事をする場合はいいお値段ではありますが、かつて門司港が国際貿易港として栄えた時代の面影を感じながら、ゆったりとした食事を楽しめるのが魅力です。
今回は実際に両親との食事会で三宜楼茶寮を利用した体験をもとに、建物の見どころや、とらふぐフルコースの感想を詳しくご紹介します。

こんな方におすすめ

  • 門司港観光で無料で見学できる穴場スポットを探している人
  • 記念日や家族との食事にふさわしい落ち着いたお店を探している人
  • 三宜楼茶寮の雰囲気やとらふぐコースの口コミが気になる人

1.門司港観光で訪れたい「三宜楼」とは?

門司港レトロを代表する歴史的建造物の一つが「三宜楼」です。
といっても、知らない方は多いと思います。正直、私も今回、旦那の両親との食事場所を探している時に見つけて初めて存在を知りました。

同じように知らない方のために、どんな魅力があるのかご紹介します!

九州最大級の木造三階建て料亭

三宜楼は現存する料亭建築では九州最大級の建築です。建築当時、門司港が栄えていたことを象徴する歴史的建築物でもあり、なかでも「百畳間」が有名です。

実は三宜楼は一度、廃業した建物です。

ここで歴史を少し振り返ります!

三宜楼は昭和6年に建築されたと言われています。当時の門司港は国際貿易港として栄え、著名人や要人などが多く訪れ、門司港を代表する高級料亭として知られていました。
ですが、戦後の門司港の衰退とともに街全体の賑わいも失っていき...、三宜楼もその影響を受け昭和30年頃に料亭を廃業しました。その後、創業者一族の住居として使用されていましたが2004年に一族の方がお亡くなりになり、建物維持が困難に…。遺族の方も建物維持が困難とし相続を放棄したことにより、売却・解体の可能性がありました。

そんな、知らせを受けた地元の人たち。
“門司港の歴史を象徴する建物を失ってはいけない”
「三宜楼を保存する会」を結成し、約16,000人分の署名と約1,900万円もの募金を集めて建物を守りました。その後、北九州市へ寄贈されました。

このような歴史と地元の方々の想いがあり、現在では観光スポットとして無料で歴史的建造物が公開されています。

JR門司港駅から徒歩約10分以内!アクセスも良好

三宜楼は、JR門司港駅から徒歩約10分とアクセスしやすい場所にあります。(上記の写真はJR門司港です。)門司港レトロ地区を散策しながら向かえるため、観光コースにも組み込みやすいスポットです。

行く途中には、蒸気機関車や歴代の車両展示など鉄道の歴史を学べる「九州鉄道記念館」があります。ここはJR九州が運営する施設で鉄道ファンはもちろん、大人から子どもまで楽しめます。時間に余裕があれば、三宜楼へ向かう前後に立ち寄ってみるのもおすすめです!
私も三宜楼へ行く前に立ち寄りました。以前、別記事で紹介したので気になる方はあわせて読んで頂けると幸いです。

三宜楼は少し高台に位置しているため、最後は緩やかな坂道を上ります。歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。また、専用駐車場がないため車で訪れる方は近隣のコインパーキングでの駐車が必要です。

三宜楼
■場所:〒801-0833 福岡県北九州市門司区清滝3丁目6−8
■営業時間:10:00-17:00

ポイント③建物見学が無料!館内の見どころいっぱい

館内には部屋ごとに異なる欄間や窓の意匠が残されていて、昔ながらの雰囲気が残っています。歴史が好きな方、建築好きの方にとっては見応えがあるのではないでしょうか。
今回は一部、写真付きでご紹介します。

まずは、坂道と階段を上ってたどり着いた入口
お正月前に訪れたこともあり、立派な門松が飾られていました。

まるで、人の家の玄関のような建具。
本当に開けて入っていいのかな”と思ってしまうほど、ちょっと緊張しました。

中へ入ると・・・

すごっ!!
と思わず声がでてしまうほど、ご立派で素敵な空間。中は薄暗く、雰囲気があります。
スリッパが沢山ありますが、これはお食事される方専用。無料見学だけの人は履く事ができません。冬に訪れると、床が結構冷えるので厚手の靴下を履いていくのがおすすめです。

館内を入ってすぐ左の部屋に進むと、資料や動画を視聴することができます。案内の方もおられ、三宜楼の歴史等について学ぶ事ができます。

無料見学のスペースは一角だけだと思っていましたが、建物ほぼ全体を見学することができます。見学不可なのは1階の奥のスペースでお食事処のみです。2階は自由に見学ができ、3階はガイドの方がいれば見学可能です。日によっては貸切にしている場合もある為、見学できないこともあるためご注意ください。

食事をしない方でも、見学スペースで料亭の雰囲気を感じることができます。

部屋ごとにテーブルの配置や広さが異なります。また、所々に説明文があるので建築について分からない方でもここで学ぶ事ができます。
中でも、三宜楼の大きな見どころは2階にある「百畳間」です。
それがこちら!!

その名の通り約100畳もの広さを誇る大広間!!
かつては宴会や祝いの席など、多くの人が集まる場所として利用されていた部屋です。一歩足を踏み入れると、広々とした畳の空間と歴史を感じる木造建築の造りに圧倒されます。

現在の建物ではなかなか見ることのできない大規模な和室で、当時の料亭文化の華やかさを感じられる場所です。また、天井や欄間など細かな装飾にも職人の技術が残されており、ただ広いだけではなく、建築美を楽しめるのも魅力の一つです。

正面には舞台でしょうか
ここで、舞などが行われていたことでしょう。人はいないものの妄想で頭の中に映像が流れています。

また、窓際も見学できます。とっても長い!!
私はこれを見て、木造校舎の廊下の雑巾がけを思い出し、掃除大変だろうなと思いました。

外の景色は、現社会の風景。風が吹くとガタガタガタと窓が揺れます。
歴史を感じる今日この頃。

実際に訪れた際は館内の細かな装飾にもぜひ注目してみてくださいね!

2.三宜楼茶寮で味わうとらふぐフルコース

現在の三宜楼では、歴史ある建物の一部を利用した「三宜楼茶寮」で本格的な関門ふぐ料理を味わえます。
今回は年末に「一年お疲れさま」の気持ちを込めて両親との食事会で利用しました。特別な日にふさわしい空間と料理だったので、その様子を一部ご紹介します。

三宜楼茶寮は現在も営業!特別な日の食事におすすめ

三宜楼の1階では三宜楼茶寮という関門地域でふぐ料理や日本料理を提供するお店が入っています。運営しているのは「海人です。

海人とはどんなお店

・主に北九州で4店舗運営
 (2026年8月時点)
・卸直営店の強みを活かした食材を提供
・海鮮料理が主で特に「ふく」にこだわり


三宜楼茶寮でもふぐを使ったコース料理が多くあります。その為、価格帯は安くても5千円代~といい価格帯です。普通の食事としては、なかなか厳しい価格帯。歴史ある木造建築の趣を感じながら、本格的なふぐ料理を味わえるため、記念日や家族との大切な食事、接待など特別な日におすすめです。

歴史ある木造建築ならではの落ち着いた空間

三宜楼茶寮の魅力は、料理だけではありません。昭和初期に建てられた歴史ある木造建築の中で食事を楽しめることも、大きな魅力の一つです。
いくつか部屋があり、場所によって空間がやや異なります。

食事した場所とは異なりますが一部では庭を見る事ができます。
そして、今回食事した場所はこんな感じのお部屋でした。

撮影したのは食後のため、いろいろテーブルに食器などが置かれた状態です。個室テーブルのお部屋です。落ち着いた和の雰囲気が広がる空間で、普段の食事とは少し違う特別感を感じることができました。

歴史を感じる柱や建具、趣のある室内は、長い年月を重ねてきた建物ならではの味わいがあります。料理を楽しみながら、かつて多くの人が訪れた料亭の雰囲気を感じられるのは、三宜楼茶寮ならではの魅力ではないでしょうか

一方で、訪れたのは冬だったこともあり、暖房は入っていましたが、木造建築ということもあって少し肌寒く感じました。特に寒い時期に訪れる場合は、羽織れるものがあると安心です。歴史ある建物を大切に残しながら営業しているからこそ、現代の建物では味わえない静かでゆったりとした時間を過ごすことができます。

今回注文した贅沢な「とらふぐフルコース」を紹介

今回、事前予約で注文した料理は「とらふぐフルコース【月】」です。ふぐのコース料理の中では一番お手頃ですが、1人11,000円とかなり、贅沢なコースです。お祝い事や特別な日にしか食べられないでしょう…。私も今回初めてで、もう食べに来れないかもと思いながら、ふぐ料理を堪能しました。

コース料理の内容
《全7品》
・ふぐ皮煮凝り
・季節の椀物
・ふぐ刺し
・ふぐ唐揚げ
・ふぐちり鍋
・ふぐ雑炊
・白玉あずき


とにかく、ふぐづくし!!
ふぐでも、今回はとらふぐです。
とらふぐとは何か知っていますか?

とらふぐとは

・とらふぐは、ふぐの中でも最高級とされる種類
・筋肉質で、透明感のある白身が特徴
・淡白な味わいながら、噛むほどに上品な旨みが広がる
・山口県下関や福岡県など関門地域が本場として有名


高価で良いものだということが分かります。

実際、上記写真のようにまるでお肉のような見た目で、実際食べてみても“これ魚!?”と思うほど弾力があり、驚きの美味しさでした。
フグがこんなにも美味しいものだと初めて知った日です。

また、写真は撮り損ねてしまいましたが、ふぐ刺しは見た目が透き通って綺麗でした。そして、一人一人に岩塩が用意され、そこに数秒置いて塩がついたら食べるという今までやったことがない食事スタイルにも驚きました。

終盤に出てきた雑炊。入れ物の陶器も見たことがないタイプで、ここでも驚き!!
味は、一般家庭では作れないであろう上品で味わい深く、身体に良さそうな感じでした。

最後に出てきた甘味の白玉だんごもお上品。
個室で会話も弾み、どれも美味しすぎて感動する一品ばかり料理は一品ずつ絶妙なタイミングで運ばれ、量はしっかりありましたが、不思議と重たさは感じず、最後までおいしくいただけました。
食事は12時からスタートしましたが、気づけば15時!!
まさかのランチに約3時間!!!

なんて、贅沢なひとときなんでしょうか
たまには遠出の旅行よりも、家族との特別な団らんにこういった高級料理を食べるのもありですね

3.まとめ|三宜楼茶寮はこんな人におすすめ

今回は門司港観光で歴史を感じられる場所を訪れたい方おすすめの「三宜楼」をご紹介しました。
九州最大級の木造三階建て料亭として、無料で館内を見学できるだけでなく、現在では「三宜楼茶寮」として本格的なふぐ料理も楽しめる場所です。
特に三宜楼は、こんな方にぴったりのお店です。

■門司港観光で歴史ある建物を巡りたい人

・昭和初期に建てられた木造建築
・約100畳の大広間など、当時の料亭文化を感じられる
・建築や歴史に興味がある方は、見学だけでもOK

■記念日や家族との特別な食事を楽しみたい人

・歴史ある建物の落ち着いた空間で味わうふぐ料理
・ふぐのなかでも高級なとらふぐを提供する店
・歴史ある建物で普段の食事とは違う特別感

■門司港ならではのグルメを味わいたい人

・関門地域ならではグルメでふぐ料理が食べられる
・とらふぐを使った本格的なコース料理がある
・高額だけど雰囲気も食材も納得できる

門司港レトロ散策の途中で立ち寄るもよし、特別な日の食事場所として訪れるもよし。そんな三宜楼は、建物の歴史と食の魅力を一度に楽しめる、門司港ならではのおすすめスポットです。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか

それでは良き一日を
*最後まで読んで頂きありがとうございました*

2026-08-02

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konsan

福岡在住、会社勤めのアラサー女子
週末は一人でふらっと、
時には夫と一緒に、
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